足裏から見えてくる、あなたの健康
2025.07.01
足裏は“身体の鏡”ともいわれ、立ち方や歩き方のクセ、筋肉や骨格のバランスの乱れなど、全身の状態が反映される部位です。
重心が偏っていれば足の裏には角質ができます。
片側だけにタコや角質ができやすい方は、体重のかけ方に偏重がみられる証拠です。
偏りにより正しい使い方ができなくなった身体はインナーマッスルのバランスも崩れ、腰痛や膝痛などの原因になることもあります。
また、本来あるべき土踏まずのアーチが崩れてしまうと、膝や股関節、腰への負担が増幅し、変形性関節症などの慢性的な症状に進行する恐れがあります。
足裏の状態は靴の形状も変化させますから、アウトソールの減り方や潰れ具合、インソールの変形や潰れ具合をこまかくチェックしてみましょう。
足のセルフケアをいくら頑張っても、変形して合わなくなった靴を履き続けていたら、症状の悪化を免れません。
靴に変形などが見られたら、健康のためにも時間を置かずに交換をおすすめします。
また、足裏をよく観察し、違和感を覚えたら早めに専門家に相談することが大切です。
当院では、足のバランスチェックや歩行指導も行っています。
足裏を通して、あなたの健康状態を見直してみませんか?