腰痛持ちに“耳の痛い話”をします!
2025.08.01
「また腰が痛くなっちゃって…」と来院される方に原因をお尋ねすると、「ちょっと屈んだとき」「朝起きたとき」「車から降りようとしたら」など内容はさまざまですが、その“瞬間”こそが、氷山の一角といえるものでした。
日頃の姿勢や身体の使い方のクセが積み重なった結果、腰が「もう限界」だと悲鳴を上げたのです。
一度はよくなったはずの腰痛がなぜ繰り返されるのか?
それは痛みが引いた途端、元の生活習慣に戻ってしまうからです。痛みが消えても炎症が消えただけで、完全に治ったわけでもなく、原因が消えたわけでもありません。
根本を改善しない限り、腰痛は何度でも顔を出し、少しずつ悪化していきます。
耳の痛い話かもしれませんが、「自分の身体の使い方を見直す覚悟」がなければ、腰痛は慢性化し、ヘルニアや狭窄症、変形といった病気になってしまうかもしれません。
よい姿勢を意識して、適度な運動を習慣化。
そして、ときにはプロのアドバイスを受けることも大切です。
いずれも地道な取り組みですが、それこそが腰痛と決別するための近道です。「また痛くなった…」を繰り返さないために、今日からあなた自身の身体としっかり向き合ってみませんか?